境内をあるく

- 本殿・拝殿、十二社、松尾社
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- 御影石のサッカーボール
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- 明治天皇御製の歌碑
- 3
- 足跡の銘板
- 4
- 力 石
- 5
- 樹齢370年 椋の木
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- 八咫烏
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- 狛 犬
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- 百度石
- 9
- 犬の水飲み場
本殿・拝殿

御鎮座1170年の奉祝事業(令和元年)にて 本殿・瑞垣等の 銅板を葺替
錺金具鍍も鍍金メッキにて従来の輝きをとり戻しました。
末社 十二社

弘化四年(西暦一八四七年)に、境内にあった諸末社を合せて相殿に新築し、何度か屋根の葺替えをしたが、現存の建物では神社で一番古い建物である。平成二十六年に瓦の葺き替えを行い、それまでの本葺から平葺としました。
- 天満宮
- 菅原大神 (学問の神)
- 蛭子宮
- 蛭子神 (恵比寿神・商売繁盛の神)
- 猿田彦大神
- 猿田彦神 (交通安全の神)
- 靈符神
- 北極星 (星宮之社・方位の守護神)
- 水神宮
- 罔象賣神 (水の守護神)
- 舩玉神
- 豊玉比古命 (船の守護神)
- 荒神社
- 竈之神 (かまどの神)※旧 松尾社
- 金刀比羅社
- 大物主命 (航海安全の神)
- 高良宮
- 武内宿祢 (厄除・長寿の神)
- 八幡宮
- 應神天皇 (国家鎮護の神)
- 稲荷大明神
- 倉稲魂神 (衣食住守護の神)
- 秋葉宮
- 火彦霊神 (火伏の神)
松尾・船玉が中心の良い位置を占めており、当時の御影は、廻船と酒造が有力な産業であった事が想像できる。又、社殿前の灯篭も廻船中・酒造中の奉納となっている。
十二の建立の十一年後、松尾神は西隣に立派な社殿が出来遷座された為、長年松尾社の所は空座であったが、昭和五十四年、神社の境外末社であった中之町の荒神社の御霊を移し荒神社としている。
末社 松尾社

令和2年 門・瑞垣(透塀)を新しくいたしました。
安政五年(西暦一八五七年)築 御祭神 大山咋命 中津島姫命
本宮は京都の嵐山にあり、古くより酒造りの守護神として酒造家の崇敬が篤い。 御影は灘五郷の真ん中であり、現在も酒造会社が松尾講を組織し祭典を奉仕している。 平成二十七年に銅版屋根の葺き替え並びに勾欄等の修繕を行った。
御影石のサッカーボール
弓弦羽神社とサッカーのご縁の事
当社は1200年程前にこの地で熊野大神様をお祀りしたのが始まりです。八咫烏は、昔から熊野大神様のお使いとして知られておりますが、近年では日本サッカー協会のシンボルマークの方が有名になってしまいました。サッカー協会の方は3本目の足でサッカーボールをつかんでいます。 当社の八咫烏は弓弦から放たれた矢に乗って一直線に目標を向かう「導きの八咫烏」です。ゴールに向かって一直線です。
御影の地は、日本サッカーの発祥の地と言っても過言ではありません。 阪神御影駅の北側、今のクラッセと西側の御影中学校の所に、御影師範学校がありました。師範学校とは学校の先生を養成する学校で、ここで日本初のサッカーチームができました。 その後、大正時代から始まった日本フットボール優勝大会で、御影師範は初回より連続7回を含み11回も優勝をなしとげております。
又、六甲アイランドに拠点を移した、INAC神戸レオネッサは、平成26年以降 毎年シーズン前に必勝祈願に参拝されております。
そして御影は御影石でも有名ですが・・・このサッカーとのご縁をもって御影石でサッカーボールを作りました。このボールにも矢に乗った八咫烏がいます。真中にステンレスの軸が入っていて横にグルグルと回り、まさにピッチの中で、全方向にチャンスを窺がうかのようです。
INAC神戸レオネッサ 必勝祈願
大江市松翁と
弓弦羽神社
大江市松翁は、明治4年(1871)5月2日御影濱弓場にて、米穀商の大江清兵衛の三男として生まれました。大江家は阪神御影駅が出来た当時は、駅から他人の土地を踏む事なく自宅に帰れるといわれ、御影の浜といわず大江の浜といわれた程の素封家で、同28年には一族の共同出資で御影貯金銀行を創業しました。
市松翁は、二宮尊徳を尊敬し、彼の報徳思想を実践する為、明治41年に「報徳組合共済会」を、同43年に「御蔭(おかげ)報徳会」を設立しました。(御蔭(おかげ)は御影(みかげ)になぞらえると共に「報徳」の心をあらわす)更に、同44年には、御影字掛田116番地(現:御影中町6丁目)に「報徳実業学校」(現在の報徳学園)を開校しました。
又、伊勢の神宮、橿原神宮等を篤く尊崇する敬神家でもあり、氏神である当社も数々のご寄進を受けております。 市松翁からのご寄進の主な物は次の二つです。
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明治天皇御製の歌碑
昭和9年7月建立
明治天皇 御製
日の本の国の光のそひゆくも
神の御稜威によりてなりけり
伊勢大神宮 少宮司 菟田茂丸 謹書裏面:
皇紀二千五百九十四年 敬神参拝組合
昭和 甲戌七月 御蔭報徳会御稜威(みいつ):神や天皇の強い御威光のこと。 「稜威(いつ)」の尊敬語。
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遥拝所
大正15年3月竣工 神明造 一坪四合
遠く離れた所から神仏などをはるかにおがむことを遥拝(ようはい)といいます。 遙拝所とは神社境内などに特別に設けた遙拝の場所(建物等)です。一般的には (伊勢)神宮遙拝所・宮城(皇居)遙拝所と称し、祈願したい所に向って設けてあります。建物の奥の白布を通しそれを思い浮かべ、遙拝(祈願)をいたします。当社の場合は、神宮・皇居の他に、少し右(南)方向になりますが元宮である熊野三山をも遙拝しております。
報徳実践の人生を終生歩み「御影の尊徳先生」と慕われた翁は昭和18年2月1日生涯を閉じました。享年73歳。墓所は、御影北小学校の山側の御影霊園内にあります。

足跡の銘板
弓弦羽神社では、初宮詣をされた記念にお子様の健康・発展を祈念しまして、幼き時の「足跡の銘板」のご奉納を受け付けております。
奉納金: 三萬五千円
お申し込みいただいてから、約二週間お時間を頂戴します。
電話でお問い合せ: 078-851-2800

力 石
神社の境内に置かれたもので、力量をためし又は祈念するために奉納した物です。 江戸を中心に各地の神社で行われ、江戸時代末期から明治初期に流行しました。形の多くは卵形で差上げた者の“氏名”と“重量”が刻んであります。石に神霊の憑る思想が基礎となってそれを差上げることによって神の感応を知る一種の石占いが、その始まりであるとも言われています。
当社の力石の 刻銘
「 豊年石奉納 文久辛酉秋 御影世話人 平野喜助 谷田音吉 戸鬼熊門人新川七五郎 大阪荒物屋松本辰五郎 持之 」

樹齢370年 椋の木
神社の鳥居をくぐって程なく、神戸市天然記念物に指定された樹齢370年の神戸で一番大きな椋の木がございます。 近年では「努力がむくわれる」「想い・願いがむくわれる」と祈願の象徴として手を添えられる参拝者が多く見受けられます。

八咫烏
社務所の屋根の上には、神社のシンボル『八咫烏(やたがらす・やたのからす)』がいます。日本神話で、神武東征の際に、高皇産霊尊によって神武天皇の元に遣わされ、熊野國から大和國への道案内をしたとされる烏である。

狛 犬
大正14年まで拝殿にあった狛犬です。拝殿の焼失に伴い、片方は火が入り破損しましたが、残った方を移設しております。

百度石
願いを込めて、この石と拝殿を100回往復します。

犬の水飲み場
愛犬専用の水飲み場です。家族の一員でもある愛犬と一緒に境内散策は如何でしょうか。